◎文部科学省より事後評価をいただきました

「課題解決型高度医療人材養成プログラム」事後評価結果
      -アレルギーに関する領域-

<事業実施期間>   令和元年~令和3年度(3年間)

(総合評価)
計画どおりの取組が行われ、成果が得られていることから、本事業の目的を達成できたと評価できる。

 

 

【優れた点等】

○ Web 利用によるセミナー開催効果の向上 や、目標作成数を上回る e learning 教材 の作成といった、教育用コンテンツの作成において目標を上回る実績を上げている。また、公開講座で受講者から高評価を得るなど、各対象者すべての領域で教育効果を上げている。
○ コロナ禍の困難な状況下で着実に成果を上げている。
○ 3 大学間の良好な連携、自治体(福井県) と協力して事業規模拡大を行っていることから、補助期間終了後も事業の継続が期待できる 。
○ 歯科医師は、歯科領域の金属アレルギー疾患だけでなく、アレルギー疾患全般の学習をすることによって、他施設多種職連携としての参画ができると考える。歯科領域の金属アレルギー疾患の e learning 用教材を作成されたことは評価できる。


【改善を要する点等】
◆ 対象者に歯科医師、歯科衛生士が入っていない。 3 大学とも歯学部 を有していない ため、本プログラムに歯科医師を組み入れるのが困難であったと推察するが、 多職種協働でアレルギー疾患の診療と患者とその家族支援ができる人材を養成するのであれば、 歯科医師、歯科衛生士 を 対象者に入れ 、 アレルギー疾患全般についての学習をする 事業展開を期待したい 。
◆ 本プログラムの他施設多種職連携という観点から 、 e learning 用教材を連携する総合病院の歯科・口腔外科の歯科医師・歯科衛生士への学習教材として提供できるシステムを構築していただきたい。
◆ 今後は、各コースの継続だけで は なく、北陸難治アレルギー疾患データベースの更なる充実 や 、作成したコンテンツやデータベースの利活用を広範囲で行 う こと が 期待される。

 

令和元年度選定:アレルギー領域、外科解剖・手術領域事後評価結果
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/iryou/1512100_00003.htm

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